Tier9 ソ連 軽戦車 Object 84
バージョン8.7で追加されたソ連軽戦車。
敵車のスポット状態を延長する「追跡弾」効果がこの車両から使用可能になる。
直近90日の平均勝率:52.88%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v8.7.0)
※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値
車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/時) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (クレジット) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Object 84 | IX | ソ連 | 軽戦車 | 1600 | 100/60/40 | 65/25 | 23.52 | ◯ | 全周 | 22.00/22.00/4.95 | 3,651,000 |
主砲
砲塔:Object 84
Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射速度 (発/分) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (m/秒) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) | 総弾数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 100 mm D10T mod. 1945 | 7.86 | 7.63 | AP APCR HE | 280 240 350 | 175 235 50 | 2137 1832 2671 | 895 1119 895 | 0.340 | 2.10 | +20°/-8° | 50 |
IX | 100 mm D-54 | 7.57 | 7.92 | AP HEAT HE | 310 260 420 | 219 270 50 | 2456 2060 3327 | 1015 900 1015 | 0.340 | 2.10 |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 旋回速度 (度/秒) | 視認範囲 (m) |
---|---|---|---|---|
IX | Object 84 | 90/70/45 | 44.00 | 260 |
エンジン
Tier | 名称 | 出力 (馬力) |
---|---|---|
VIII | DG | 400 |
IX | TD-12S | 450 |
X | V-2-34S | 500 |
履帯
Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
---|---|---|
VIII | Object 84 | 49.00 |
IX | Object 84M | 54.16 |
派生車両
派生元:T-54 lightweight
派生先:T-100 LT
開発ツリー
T-54 light weight | ━ | Object 84 ? | ━ | 100 mm D10T mod. 1945 | ━ | 100 mm D-54 ? | ━ | T-100 LT ? ? |
━ | Object 84 | |||||||
━ | DG | ━ | TD-12S ? | ━ | V-2-34S ? | |||
━ | Object 84 | ━ | Object 84M ? |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
車体
車体最上部は非常に鋭く傾斜しており、実質440mm程度以上の装甲が確保されているため、この部分に当たれば格上駆逐の課金弾ですら弾き返す。
ただしその下の部分は170mm・車体下部は200mm程度とそれ程厚くない為格下の通常弾にも容易く貫通されてしまう。
あくまで甘い狙いあるいはオートエイムで狙ってきた弾を弾く程度の装甲なので過信はせずに保険程度にとらえておくこと。
砲塔
防楯付近の一部分に300mm近くの堅牢な装甲部分はあるものの、大半の砲塔部分は150~170mm、さらに砲身の付け根の平坦になっているところは砲身40mm+空間装甲100mm+裏装甲0mm=140mmと格下の通常弾にも簡単に抜かれてしまう。
ソ連中戦車のようにハルダウンで弾く芸当は不可能で、あくまで榴弾が貫通しない程度の装甲と考えよう。
主砲
どちらの砲も俯角が8度まで取れ、ソ連高Tier戦車らしからぬ射撃自由度を持つ。
ただし砲塔が後ろ寄りであるため、ハルダウンは少しやりづらい。
- 100 mm D10T mod. 1945
T-54 lightweightから引き継ぐ砲。
いくら軽戦車とは言え、通常弾の貫通力175mm・課金弾の貫通力235mmは完全に貫通力不足で、格上どころか同格戦車を相手にしても貫通不足で困る場面が多い。
最終砲と比べても単発火力も劣っているのでとにかく早急に最終砲に換装してしまいたい。
- 100 mm D-54
T-54の「T-62A砲」と同じ砲。
通常弾はAPで貫通力が219mm、課金弾はHEATで貫通力が270mmと初期砲から大幅に増加しており、軽戦車にしては十分な貫通力が確保されている。
貫通力はある程度確保されている為前線に出ても問題はないが、単発は310とTier9中戦車にありがちな105mm砲の350よりやや低いため、出来るだけ単発交換は避けて相手の隙をついて一撃を入れる運用が求められる。
精度は0.340と良好な部類で、砲塔旋回・車体旋回・移動時の照準拡散がいずれもかなり小さいため走り撃ちや咄嗟の射撃でも当てやすい。
通常弾の弾速は1015m/sと通常弾がAPCRの戦車が多いTier9の中戦車達と比べるとやや遅い、遠距離射撃時に弾速の遅さが気になる人は強装薬の拡張を開くのも良いだろう。
機動性
速度や旋回性能は申し分ないが、前身のT-54 lightweightから比べると出力重量比はかなり落ちており、Vickers CRと同程度。
追跡弾
本車と次のT-100 LTには「追跡弾」システムが適用される。詳細は以下の通り。
- 砲弾を命中させると、命中させた敵車が20秒間スポット状態となる。
砲弾が命中した瞬間からカウントが開始されるが、効果時間中にもう一度砲弾を命中させても延長はされない。
また、一度砲弾を命中させた車両を再度スポットした際は効果がリセットされるため、再度効果を発動させるにはもう一度命中させる必要がある。 - 効果発動には、砲弾を命中させるだけでよい。命中した砲弾の種類、命中後の結果 (貫通/非貫通/跳弾/重大な損害など) は関係ない。
ただし、発見されていない状態の敵に砲弾が命中した場合(ブラインドショット)は効果が発動しない。 - 被弾した敵プレイヤーの画面には、被弾した瞬間に通常の被発見時とは異なるデザインの電球が表示される。
詳細は視界システムのページも参照されたい。
使用する側からすれば、敵の行動を通常よりも長く知ることができる便利な機能。
一方対峙する側からすれば通常10秒で切れるスポット状態が延長されるため行動が制限されるという点で極めて厄介な機能となる。
立ち回り方
T-54 lightweightのように硬い砲塔は持っていないため、前身のように稜線を挟んで撃ち合いをしていると簡単に抜かれてしまう。
あくまで序盤は他国軽戦車のようにスポット役を努め、敵味方の数が減ってきてから大胆な動きを仕掛けるようにしよう。
新システムの追跡弾は、相手戦車がスポット状態の上で相手戦車に命中すれば貫通の可否を問わず20秒間スポット状態にすることが出来る。
特に防御力が低く体力も少ない駆逐戦車には20秒間のスポットは大きな効果を発揮するので、戦闘中に狙えるところに居たら追跡弾によるスポットを狙ってみよう。
総論
特徴
長所
- 軽戦車らしく良好な機動力
- 新システム追跡弾のお陰で相手戦車を通常より長い時間スポットすることが出来る
- 正面・背面を向いた状態では俯角を8度まで取ることが可能
- 車体上部装甲に非常に硬い部分が存在し、甘い狙いの弾であれば格上の弾も弾き返すことが可能
短所
- 一部分以外は格下戦車にも容易に抜かれる装甲
- 側面を向くと俯角が5度しか取れなくなる
- 車体が非常に軽量(23.5t)でラムアタックに弱い
初期の研究
- 前身から引き継ぐ100mm砲はとにかく貫通力が乏しく、加えて機動力も前身から落ちている故にTier9~10のカチカチ戦車相手には完全に力不足であるので最優先で開発しよう。この砲はT-54で開発可能なのでMTルートを平行して進めていると大分乗り出しが楽になる。
- その後は生命線となるエンジン→履帯の順に優先して開発しよう。初期エンジンでは、加速力が不十分で最高速度を活かせない。急いで開発しよう!
歴史背景
T-54 (1946年型)の品質を向上させる為に提案され、T-84と命名された。この戦車は、1949年末のT-54の量産再開により、T-54 ltwtと共に計画は停止された。
この戦車には、油圧サスペンションが搭載される予定であった。
主砲は100mm D-10TG、前面装甲が100mm、エンジンが520馬力のD-54、乗組員が3人となる予定であった。
なお、この戦車の最終砲であるD-54は、この戦車の計画が停止した3年後に開発されたものである。
参考
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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